2022年9月10日(土)
○天気 晴れ
○大会名 36th TOUR DE HOKKAIDO 第2ステージ
○コース
○距離 186km
○リザルト
4:35.29 1位/48人 完走46人
(チームトップ谷 1位)
総合 4位
総合ポイント賞
○データ
優勝av40.7km/h
tss293 獲得標高2,700m
av 202w np 265w max 894w
av 145bpm max 186bpm
av 87rpm max 134rpm
○チーム作戦
自分の意見を尊重してくださり、谷のステージ狙いと、憲人くんの総合ジャンプアップ。
しかし、状況を見極めながら、谷も前で動く必要があるので、集団待機と決めつけず、臨機応変に動いていく。
○個人作戦
KOMを先頭集団で越えて、ゴールが登りスプリントになるため、ステージ優勝を狙って走る。
ただ攻めにいく姿勢でいないと、総合ジャンプアップもなければ、今の順位すら守れないと思うので、最後まで可能性を信じて走っていく。
○レース
総合トップ3が僅差で、KOMからかなり激しくなると思っていたが、それまでのアタック合戦で、総合上位ではない選手6名の逃げができる。
そこからは100km越えたあたりまで、ブリジストンの1チームの牽引。
ブラーゼンは5人で固まり、金子さんや大志がボトルやジェルを何度も運んでくれる。
少人数の牽引ながらもタイム差も4分近くあったのを2分台まで縮める素晴らしいコントロールでしたが、途中で牽引を止める。
実は、その前にブリジストンの選手にブラーゼンも選手を出せないかと打診されていたが、こちら側の折り合いがつかず、同じように打診していたもう1つのチームが選手を出すなら、同じだけ出すと話し、回答待ちでしたが、そちら側も折り合いがつかなかったようで、ブリジストンが牽引を止めて、集団が止まる。
どうしようかとチームが考えている間に、前方ではアタックがかかり、後方にいた自分たちは完全に出遅れて、差が開き始める。
最初に憲人くんがブリッジに成功し、自分は少し迷いながら、足を使って飛び出すことを決断して、少し大志に牽引してもらって、単独で飛び出しブリッジに成功。
正直、また1つにまとまるだろうと思っていたが、タイムボードで後ろの集団と1分程差が開いていて、次に3分とどんどん開いていく。
自分のグループも10数人いて、すぐに逃げていた5名を吸収し、20人近くいるんじゃないかという先行グループができ、メイン集団も20人弱と完全に2つに割れる形に。
総合トップ3やトップ10にいた選手たちも何人か後ろに取り残され、差が4分ぐらいに開く。
前のグループは
ニッポ5人
キナン3人
ブリジストン2人
マトリックス2人
シマノ2人
愛三2人
北海道選抜2人
ブラーゼン2人
(違っていたらすみません。)
そこから何人かドロップし、逃げきり濃厚でラスト25kmへ。
憲人くんが何度かボトルやジェルを運んでくれて、ずっと「谷さん、今日絶対勝てるから、僕をどんどん使ってください!」と声をかけてくれて、自分は最後の登りに集中する。
ラスト10kmきってからは、勾配がキツイ坂が多くなってきて、ニッポが攻撃を続けて人数が更に絞られる。
一度自分と憲人くんが前から遅れてしまい、ヤバいとなりましたが、なんとか一緒に遅れた他チームの選手のおかげで、ラスト5kmで復帰。
そこからもニッポやマトリックスの攻撃が続きながら、ラスト1kmへ。
最後のド直線9%前後が500m続くひらふ坂勝負へ。
朝の試走の段階で、下から掛けても、ゴールまでに失速すると思い、どこから仕掛けるか確認していたので、そこまでは慌てずに、周りの選手を見渡す。
仕掛ける選手についていき、1人1人パス。
キンテロ選手がロングスパートで、先行。
その後ろのパックにいて、後ろを確認したら離れていたので、もう少し待って、射程距離に入ったタイミングで加速。
キンテロ選手をかわし、ラスト100mでニッポの門田選手が迫ってきていましたが、逃げきり、優勝することができました。
○反省点
ところどころ展開に助けられた所があり、一歩間違えれば、まったく勝負に絡めなかったので、そういう部分を修正したい。
○良かった点
チーム5人でかなり連携できたし、ラストの勝負も憲人くんとしっかりどう勝負するか話し合えたので、今日は本当にチームで掴みきった勝利だったと思う。
○次に向けて
明日最終ステージはかなり激しいレースになるので、最後までチーム全員でチャレンジしていきます!