36th TOUR DE HOKKAIDO 2022 第3ステージ

2022年9月11日(日)

○天気 晴れ

○大会名 36th TOUR DE HOKKAIDO 2022 第3ステージ

○コース 

○距離 173km

○リザルト

4:15.46 26位/46人 完走37人 優勝 今村 駿介 選手(TEAM BRIDGESTONE CYCLING)

(チームトップ大志 8位) トップと1分11秒差

 

総合 4位

○データ

優勝avkm/h

tss249 獲得標高2,473m

av 201w np 253w max 1067w

av 136bpm max 174bpm

av 87rpm max 141rpm

○チーム作戦

あれもこれも狙うと、全て失う可能性もあるので、本来の目標である、谷の総合成績を優先にチームで動いていく。

○個人作戦

最初の山岳で激しくなれば、総合トップ3も見えてくるので、攻撃したいチームの動きを見ながら、上手く流れに乗っていく。

○レース

リアルスタート地点からニッポが前に集まり、アタックに対して選別していく。

 

逃がしてもいいと判断したのか、大志を含む10人程の逃げができ、ニッポがペースを落とし、KOMの登りを前に3分ほど開く。

 

KOMに入る直前に、ブリッツェン、キナン、マトリックスが隊列を組んで、前に上がってきて、いよいよ最後の戦いが始まると、集団内に緊張感が漂う。

 

最初にブリッツェンが加速し、もの凄い勢いで登りに突入。

 

ブリッツェンのアシストが一枚ずつ仕事を終えて、増田選手と小野寺選手が更に加速。

 

ただ北海道特有の長く緩い登りは集団に有利で、しかも横風や向風が強く、少人数の抜け出しがかなり難しい。

 

ニッポは冷静にペースで詰めて、キナンやマトリックスの選手たちが、次々に飛び出していくが、ニッポが刻むペースが絶妙で、なかなかリードを築けない。

 

ブリッツェンの増田選手とキナンの大喜選手が一緒に飛び出し、リードを広げていく。

 

そこから大喜選手が更に加速したようで、単独で頂上を通過。

 

増田選手は吸収され、ブラーゼンも西尾兄弟と谷の3人を含む集団で頂上通過。

 

大喜選手は3分差あったのを、登りと下りを1人で詰めて、先頭集団への合流に成功する。

 

そこからは淡々とニッポがコントロールし、2~3分差を維持する。

 

今回のコースが攻撃ポイントが少なく、ゴールのある苫小牧まで下っていくレイアウトなので、KOMを越えてからは次の一手がでにくい様子。

 

また逃げ集団に、マルコス選手、大喜選手、今村選手、ホセ選手、翔太郎くんなど総合トップ10を狙える選手も多く、いよいよ自分のタイム差がヤバくなりそうなら、西尾兄弟を牽引に出すと話し合い、状況を見守る。

 

最後の短い峠で、翔太郎くんが集団に戻ってきて、レースを振り出しに戻してゴールスプリントにしたい愛三がニッポの牽引に加わり、ラスト25KMぐらいからタイム差が10秒ずつ縮まっていく、かなり縮めたが、ラスト5kmで1分20秒程で逃げきり濃厚。

ゴールはスプリントを制した今村選手が今大会2勝目。

自分たちは無理せず流して、第3ステージをゴールし、ツールド北海道全ステージを走りきりました。

○反省点

序盤の下りが砂っぽくて、かなりセーフティーに下り、少しギャップが開くことがあった。

そういう技術的な部分を改善できれば、更に力を温存できるので、向上させていきたい。

 

○良かった点

チームとして、冷静に走れていたし、随時コミュニケーションが取れていた。

落車せず、ゴールまでたどり着いたことがなにより。

○次に向けて

これから続くレースでも勝てるように更に成長していきます!