契約満了

12月31日。ヴィクトワール広島の選手として最後の日。

この3年間はとても長く感じました。特に2018年から2019年になる時、つまりちょうど1年前が長かった。
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2017年シーズンが終わり、2018年シーズンに向けての準備が中途半端で、自分自身の中でこうありたいという核となる部分が欠けていて、結局しっかりとした準備が出来ずにシーズンを迎えてしまい、結果全く走れない2018年シーズンになりました。
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しかし、1年間無駄にしたとは思っていません。自分の意識が変わったきっかけは2018年8月に行ったベルギーでした。
ケルメスという草レースを走ったわけですが、そこで自分は海外のプロレースで戦える選手になりたいというのが明確になりました。
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ここで自分の核となるものに気付きました。
気付いたというより思い出したの方が正しいのかもしれません。

自転車を始めようと決めた時のあのワクワクしていた気持ちと同じ感覚でした。

そして2018年シーズンが終わると同時に自分の2019年シーズンが始まりました。
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いろいろと手探りで正解かも分からない準備を進めていくのは怖さというものがありましたが、海外で戦える選手になりたいという明確なものが、あったため、決して中途半端にせず、準備をしていき、2019年シーズンを迎えました。
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最初のレースは我慢のレースが続きましたが、6月以降自分の中でいい感覚を掴めてきて、東広島でJPTで初めてシングルリザルトでゴールすることができ、9月の群馬交流戦では初めてロードレースで優勝もすることができました。
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そしてチーム目標であるチーム総合6位必達を上回る総合5位を獲ることができ、2019年の為に準備してきたことが間違いではなかったことが証明でき、そして、2018年シーズンの失敗を2019年シーズンを良くするための糧に変えることもできました。
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不安や恐怖の中突き進めたのは、応援してくださる広島の皆様、一緒に戦ってきたヴィクトワール広島の選手、藤川アンバサダー、スタッフの皆、スポンサー様やサプライヤー様、カメラマンの三井さん、関大でお世話になった方々、そして岐阜の家族みんなの存在が勇気づけてくれたおかげです。
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本当にありがとうございました!

チームが変わっても自分が目指すものは変わりません。

これからも海外で戦える選手になるため、そして日本一の選手になるために走っていきたいと思います。

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