美祢・秋吉台カルスト国際ロードレース 2023

2023年11月5日(日)
○天気 晴れ 22℃
○大会名 美祢・秋吉台カルスト国際ロードレース 2023
○コース Mine秋吉台ジオパークセンターKarster 前をスタート・ゴールとする1周31.9 km の周回コース
○距離 122.8km(約31km×4周回)
○リザルト
3:02.51 5位/74人 完走17人 優勝 プラデス・ベンジャミ  選手(JCL TEAM UKYO)
(チームトップ 谷 5位) トップと0分23秒差
○データ
優勝av40.37km/h
tss 308 獲得標高2417m
av 261w np 314w max 950w
av 88rpm max 136rpm
○チーム作戦

谷が最後のカルストベルグで勝負することを第1目標に、アベタカさん、フォン、堀さんも前の展開に加わって、先行してカルストベルグに入れるようにしていく。

○個人作戦

カルストベルグだけに集中しすぎると他の区間で取り残されてしまうので、レース展開を見ながら臨機応変に対応していく。

○レース

カルストベルグパレードというキツめのパレードを経て、カルストロードでリアルスタート。

 

各チームが積極的に飛び出していき、いきなり20名弱の逃げ集団がじわじわとメイン集団から離れていく。

 

逃げ集団にはアベタカさんとフォンが入る。

有力選手たちがほぼ全員集団に残り、ヴィクトワールとチーム右京が誰も乗せる事が出来ず、ヴィクトワールの日本人選手たちが集団の牽引を開始。

 

しかしじわじわとタイム差が開いていき、カルストベルグで追い付けるほどには縮める事ができず、2周回目に入ってヴィクトワールの牽引が崩壊。

 

集団が少しアタック合戦という形になり統制が取れておらず、更にタイム差が開いていくが、チーム右京の増田選手が先頭にたって強烈な牽引で集団は統制が取れて、復路の登りで集団は縮小。

 

2回目のカルストベルグまで増田選手が引ききり、プラデス選手が勢いそのままに飛び出していき、集団は更に縮小。

 

なんとか有力選手たちと登りきり3周回目へ。

 

チーム右京の山本選手が多めに牽引しながら、プラデス選手とネイサン選手も牽引。

 

かなり人数を減らした逃げ集団をカルストベルグで捕らえれる距離で迎え、一気にペースアップ。

 

自分は着いていく事ができずドロップ。

 

逃げ集団から落ちてきたシマノの石原選手と先頭から36秒差で最終周回へ。

 

後ろから飛んできたBSの山本選手の後ろに飛び乗り、下り区間で車が詰まっていて、車を縫うように上がっていき、下りきる前に集団に復帰。

 

カルストベルグで真っ向勝負では戦えないと3回目のカルストベルグで自分自身で理解していたので、可能性を信じてアタック合戦に参加し、決まりそうなメンバーが抜け出したので、自分も勇気をもって飛び出す。

 

足がつりそうになりながら、逃げを決める為に踏んでいき、タイム差が開いていく。

 

復路の登りを越えてタイム差表示が出なくなったけど、この6人(右京 プラデス選手、ヴィクトワール ダイボール選手、キナン トマ選手、愛三 石上選手、渡邊選手、ブリッツェン 谷)で決着だと思う。

 

カルストベルグに突入しすぐに自分に力が残ってないのが分かり、出来る限りのペーシングでじわりじわりと離されていきながら粘って登っていると下からネイサン選手が凄い勢いで飛んできて、なんとか後ろに着いて、一旦下り2回目の登りへ。

 

そこで石上選手を捕らえて、3人で最後の3回目の激坂へ。

 

ラスト250mで先に仕掛けたが、ネイサン選手に逆にカウンターでいかれ、石上選手とは差が開き、5位でレースを終えました。

 

前は3人のスプリント勝負となり、プラデス選手がスプリント力を発揮し、昨年に続いて今年のカルストロードも制し、2連覇となりました。

○反省点

最初の逃げ集団に自分も入るべきだった。

ただ有力選手たちが集団にとどまり、最後は力勝負の展開だったので、そこで戦えるだけの準備ができなかったというのは事実なので、しっかりと受けとめて練習していきます。
○良かった点

勇気をもって飛び出していけたことは良かったし、こうやって自分で手繰り寄せる走りを増やしていくべきなのでそのような走りが出来たことは良かった。
○次に向けて

来週のツール・ド・沖縄は初出場となりますが、優勝出来るようにできる限りの準備をしていきます。