2024 UTSUNOMIYA JAPAN CUP

2024年10月20日(日)

○天気 晴れ 16℃

○大会名 2024 UTSUNOMIYA JAPAN CUP

○コース 宇都宮市森林公園周回コース

○距離 144.2km(10.3×14周回)

○リザルト

DNF/112人 完走54人 優勝 ニールソン・パウレス選手(EFエデュケーション・イージーポスト)

(チームトップFeng 29位) 

○データ

体重64.50kg

優勝av 40.5km/h

tss338 獲得標高2277m

av 274w np 332w max 1116w

av 83rpm max 133rpm

○作戦

時さん、Ruben、谷、花田が順位を狙っていき、YecidとFengが山岳賞を狙っていく。

○レース

コースの特性と近年のワールドツアー勢の進め方がスタートから攻めていく傾向にあり、スタートラインの場所取りからレースが始まっていて、最前線に並んでスタート。

 

1周目の古賀志の下りで6名が抜け出し、サイモンイェーツ選手が含まれていて、集団はすぐにトレックが隊列を組んで集団コントロール

 

ペースとしてはキツくはないけど、遅くもなく、トレックの後ろはワールドツアーやプロチームが固め、その後ろのポジションをその他大勢で位置取り争いをするように古賀志に向かっていくため、位置取り争いで足を使いながら進む。

 

逃げとは40秒差でキープし、だんだんと前が削れはじめて、20秒差程になった4周回目古賀志でトレックがペースアップで、逃げを吸収。

 

そこからは10名前後が逃げては乗り遅れたワールドツアーチームが引き戻してという展開を繰り返し、まったく逃げというものが生まれず、ひたすら追いかけっこ状態。

 

例年だと古賀志は最初の3周回は3分前後を推移して、その後3分40秒前後で落ち着きますが、展開がひたすら追いかけっこなので、ずっと3分~3分30秒の間で進み続ける。

 

古賀志だけでなく、下りから次の古賀志に向かう区間もずっと殴りあいのようなアタック合戦が続くため、何度か集団が3つぐらいに分かれ、自分も後ろの集団になってしまった事が何度かあり、先頭復帰にも足を使う。

 

あっという間にレースも半分を過ぎて、集団には自分とRubenが残り、集団も50人を下回るぐらいに。

 

残り6周回の古賀志がKOMに設定されていて、そこに向けてペースアップ。

 

なんとかしがみつくように頂上をクリアして、30人弱の先頭集団に残る。

 

そこからのアタック合戦で集団が2つに割れて、自分は後ろの集団に残ってしまい、一度開いたギャップを埋めるべく、取り残されたワールドツアーチームがペースアップ。

 

残り5周回の古賀志入り口でなんとか捕まえたけど、自分はそこで力尽きてしまい、先頭集団からドロップ。

 

先頭集団はその登りで3つに分断したらしく、自分はその後ろで一緒に遅れたアスタナのアフリカチャンピオンの選手と確かクイックステップの選手と3人になるが、クイックステップの選手はすぐに離脱。

 

アスタナの選手と一周回半程走って、ラスト3周回に入る所でFeng、Ruben、Yecidを含む主に日本チームの大きな集団に吸収される。

 

しかし体力は残ってなくて、すぐに古賀志で集団から離脱。

 

ラスト2周回に入る前にリタイアとなりました。

 

優勝は2年前に優勝したEFのパウレス選手が5人程の小数団グループでのスプリント勝負を制して優勝。

 

チーム最高位はFengの29位で今年の宇都宮ジャパンカップを終えました。

 

○どう走るべきだったか

今年はかなりゴールタイムが早かったらしく、ワールドツアー選手たちのコメントを読んでも、かなり本気で走ってキツイレースをしたことが分かります。

 

そうした今大会ではパワーの差を感じる部分もあれば、ツールド九州なども経験したので、ハイスピードのレースにも対応できるようになったなと感じる部分もありました。

 

初めて出場した2年前は緩む周回が多かったですが、古賀志に向かう道のりのペースで疲労して古賀志で足がいっぱいになり、ラスト2周回で力尽きてリタイア。

 

昨年は雨の影響もあり、最初の2周回程で集団が3つぐらいに分断して、自分は第2集団で古賀志はひたすら淡々と走り続けることで20番台でゴール。

 

今年はコントロールがほぼなく、常に打ち合いで早いペースで古賀志に突入して、そのまま早いペースで登っても対応できていると感じました。

 

ただ集団が割れた時に後ろはかなりの強度で前を追って吸収してを繰り返していたり、古賀志の下りで中切れがあって少数グループで全力で回して集団復帰をしてなど、そうした細かいミスが積み重なってラスト5周回の勝負所で力尽きてしまった。

 

 

もう少し気前よく前の抜け出しに反応して、古賀志に向かう区間でアドバンテージを築いてもよかった。

 

力の差はあるのは確かで、そこの差を1年かけて縮めていくのと、単純にそこだけでなく細かいミスを修正できれば、20位以内も可能だなと感じました。

 

ただ10位以内を目指すとなるともっともっと煮詰める必要があるので、ここからまた1年準備していきます。

 

○次に向けて

次は今シーズン最後のレースとなるツールドおきなわです。

 

これまでのレースと性質が異なり、長丁場のレースとなるので、あと3週間ほどしっかりと準備して挑めるようにしていきます。