第92回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース大会

2024年6月23日(日)

○天気 雨&強風 21℃

○大会名 第92回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース大会

○コース 日本CSC8kmサーキット

○距離 160km(8km×20)

○リザルト

優勝タイム 4:47:25

優勝av33.40km/h 

 DNF/108人 完走19人 優勝 小林 海 選手(マトリックス パワータグ) 

○データ

DNF地点

93.39km 2:51 

体重63.75kg

tss258 獲得標高2707m

av 245w np 317w max 770w

av 85rpm max 132rpm

av 159bpm max 183bpm

○チーム作戦

谷、沢田、武山の3人が有力な先行グループが形成された時にうまく入り、後手に回らないようにレースを展開していく。

 

3人でどの選手が入ったら、またどれくらいの人数が行ったらなど、少人数でも上手く対応できるように役割分担をして、最後は谷が勝負できるように展開していく。

○個人作戦

力がないと逃げた所で勝負できないし、力の使い方に丁寧さが求められるコースなので行くタイミングをしっかりと見極めてアタックする。

○レース

昨年は最初の2周回が激しくすぐに力で決まった逃げができたけど、昨年このコースを走ったという経験と、天気からくる下りは難易度のアップにより、どちらかというと牽制ぎみ。

 

ちょいちょい少人数のアタックはあれど、すぐに吸収され3周ぐらい進む。

 

キナンの山本選手や愛三の石上選手など有力選手も積極的に登りでペースを上げて飛び出していくか、有力選手すぎて集団も容認せずにペースアップ。

 

4周回目ぐらいから前で反応しているのが、登れる有力選手たちになってきて、集団が縦に長く伸び始める。

 

そのタイミングで時さんがパンクで集団から離脱。

 

武山くんと2人で反応できるように備えていて、マークしていた選手が逃げにブリッジをかけるように飛び出していったので、ここは行くべきタイミングだと自分も飛び出していく。

 

しかしやけに自転車の進みが重く。

ちょっとしたコーナーでめちゃくちゃ滑る。

 

3km拡張区間に向かうアップダウンのくねくね区間でまったくグリップせず、逃げとの差を縮めれず、大きな左Uターン区間で転びかけるけど、なんとか体勢を保ち落車は回避されたけど、逃げとの差が更に開いてしまう。

その後の一番キツイ登り区間で必死で前を追いかけ、登りきる前に20名弱の逃げと合流。

 

有力選手たちで構成されていたので合流したのは良い判断だったけど、進みは重くやっぱりちょっとしたコーナーで滑る。

 

下りの途中で少し飛んで確認すると前輪がプニプニでスローパンクだと確定。

 

なんとか転ばずに下りきり、ニュートラルサポートカーに合図を送り、登り返しの区間で前輪を交換してもらう。

 

いつもと違うタイヤで空気圧も違うため、グリップの感覚が掴めずに下りがまったく攻めれないし、そのいろんな要因のせいかまだ滑る感覚が払拭できない。

 

下りは攻めれず、登りをある程度踏んでを車列を利用しながら何周かしてなんとかメイン集団に合流。

 

しかし合流したタイミングでメインも活性化していて、メイン集団がまた分裂し始める。登りを最後尾で入ってしまい、中切れを埋めきれなかったのと、やたら滑るのと進みが重いのでせっかく合流したけどもう一度ドロップ。

 

その後確認したら今度は後輪がスローパンクしていたようで、次はチームカーから後輪を交換してもらい、前を目指すグループで淡々と周回をこなしながら進めていたけど、下り区間でコケがある場所で前輪を滑らしてしまい落車。

後ろを走っていた織田選手も巻き込んでしまい、その周回の終了地点まで走りレースを降りることになりました。

 

レースは力のある選手4名が60kmぐらいを逃げきり、4名のスプリント勝負で小林選手がスプリントを制して優勝しました。

○反省点

落車に巻き込んでしまった織田選手に本当に申し訳ないです。

織田選手はレースの中で仕方ないと言ってくれましたが、自分のミスが人の命の危険に晒してしまうので、より一層気を引き締めて走っていきます。

 

○良かった点

最初の5周回時点ではあるけど、全日本に向けて取り組んできた練習内容については概ね間違ってなかったなと感じました。

○次に向けて

結果として何も残せなかった全日本になってしまい、人を巻き込んで落車までしてしまって情けなく悔しい全日本になってしまいました。

 

ここでズルズルと終わっていくのか、こっから巻き返して優勝にふさわしい選手になっていけるのかは自分のスタンス次第なので、強い気持ちを持って、こっから這い上がれるように努力していきます。