三菱地所JCL2021第8戦湧水の郷しおやクリテリウム

10月31日(日)
○天気 曇り
○大会名 三菱地所JCL第8戦湧水の郷しおやクリテリウム
○コース 道の駅 湧水の郷しおや特設周回コース
○距離 84km(約2.8km×30周回)
○リザルト
1:51.49 5位/52人 完走28人 優勝 金子 大介選手(那須ブラーゼン) トップと0分0秒差
(チームトップ金子さん 1位)
○データ
tss204
av259w np325w max1237w
av88rpm max131rpm

○チーム作戦
風が強く吹くか、吹かないかでレースが大きく変わる可能性があり、横風が強い時は、集団前方でチームでまとまり、チームでエシェロン(横風用の隊列みたいなの)を組んで、ダメージを受けないようにする。
風が弱い場合は常に先頭付近に選手を配置し、アタックに必ず反応できるようにする。

プラスA
谷をバラけた集団の前方に送り、サバイバル展開からのスプリント。
プラスB
集団スプリントで金子さんが勝負。

どちらの展開になっても良いように、チームで連携してレースを動かしていく。
○個人作戦
今回は金子さんが集団で構えてくださっているので、金子さんを信じて、ひたすら攻めていく。

○レース
狭いポール区間により、集団が大きく伸び縮みする。
アタック合戦が続き、チームとしても交互に反応していく。

ポール区間に向かう車線が狭まる道で雅之を含む数名が飛び出し、集団前方が蓋をするようにペースダウン。
その後道が広くなり、ブリッジをかけたい選手が散発。
自分も逃していけない選手達の追走にブリッジ、その後ポールに向かう区間でブリッツェンの増田選手が飛び出し、そこに引っ付き、二人で先頭を追いかける。
その後ろに2名の追走が近づいてきていて、先頭に合流する直前で、後ろの選手もローテーションに加わってもらおうと増田選手と車間を少し空けたら、一気に加速し、増田選手のみ先頭に合流し、あとの選手は集団に戻る。

この瞬間、完全にやらかしたと思いました。

前に送ってはいけない有力選手を送ってしまい、自分は乗れずに集団に戻るという大失態。

集団は尚もアタックが散発してペースが安定せず、逃げとの差が徐々に広がりだす。

真岡羽賀ロードの失敗はもうしないと、毎レース心に誓って走ってきたので、先ずは、協力して集団を牽引してくれるチームを憲人くんあたり続け、レバンテフジ静岡の佐野選手と埼玉ディレーブの高木選手が一緒に牽引してくださることに。

最初は2選手とブラーゼンの憲人くんと佐藤兄弟、谷の6人で牽引していましたが、無線の指示で谷は次の動きに備えろと指令が入り、牽引から抜ける。

逃げ集団と常に15~20秒をキープし、ギリギリまで捕まえずにこのタイム差をキープしようと意見が一致し、周回を重ねる。

キナンの畑中選手も牽引に加わってくださり、宇志も次の動きに備えるという指令で牽引から抜ける。

残り8周回で一気に差を縮めて逃げ集団を吸収。

そこからは抜け出す動きに気をつけながら、代わる代わるチェックに入っていく。

集団スプリントが濃厚となってきて、残り3周回からも抜け出す動きに反応していく。
今回は完全に金子さんを信じて、自分の余力を残すことないように動いていき、ラスト1周回。
残り1kmから憲人くん、谷、金子さんの並びで集団先頭を取りにペースアップ。

最終コーナーまで憲人くんなら牽引できると信じてギリギリまで待機して、最終コーナーを前から5番手と良い位置からバトンタッチして全快で先頭まで押し上げる。

限界まで達した時に金子さんがキレ良くスプリントして、そのまま先頭で駆け抜けて金子さんが優勝しました。

○反省点
今回のゴールスプリント時において、周りの選手と一緒にスプリント時にありながらも、金子さんが優勝すると確信した時に後ろでガッツポーズをしてしまい、一緒にスプリントをしていた選手達を危険な目にあわせてしまい、大変迷惑をかけてしまいました。

周りの選手達が上手く自分を避けてくれたおかげで、一大事にはなりませんでしたが、やはり一歩間違えば大落車を引き起こしていたかもしれません。

安全にレースをしないといけない立場として、今後しっかりと改善していきます。


○次に向けて
次のJCL大田原ロードレースもチーム全員強い意思を持って走っていきます!