2024年9月29日(日)
○天気 晴れ 28℃
○大会名 UCI おおいたアーバンクラシック2024 ロードレース
○コース 大分スポーツ公園周辺特設コース
○距離 148.1km (11.6km×13)
○リザルト
3:25:05 10位/100人 完走52人 優勝 MEIJERS Jeroen 選手(ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング)
(チームトップRuben 3位) 谷トップと42秒差
○データ
体重63.45kg
優勝av 43.03km/h
tss284 獲得標高1709m
av 238w np 286w max 956w
av 84rpm max 125rpm
○作戦
例年コースがクリテリウムのようにくねくねとコーナリングが連続し、前にいないと引きずり回されて終わるというレース。
そのため全員が前で動いていくことで前方を位置取り、常に誰かがアタックに反応できるようにする。
最後は時さん、Ruben、谷の3人で優勝争いができるようにし、足の状態を確認しながら1人が優勝できるようにサポートする。
○レース
パレードスタートで始まり、最初のドームの下りに入る所で大きな落車が発生し、コース途中で一旦ストップ。武山くんはリタイアとなり、時さんもダメージが大きく、スタート前からチームの戦力が下がってしまったけど、やることは変わらない。
この一旦ストップしたことと、いきなり再開されたことによって位置を落としてしまい、前方でアタックに対応するはずが、先ずは前方まで上がる事が必要となり、最初の数周回をそれに費やしていたらいつの間にか4名程の逃げが40秒先行していて、次の展開に備える事になる。
チームとして状態を立て直しつつ、必要であればYecidや花田くんを牽引に加わらせようかと時さんと話していたけど、シマノやマトリックス、そしてヴィクトリアスポーツが主に集団を牽引し、2分30秒まで開いたギャップを1分30秒までに短縮して少しずつ射程距離圏内に。
まだ5周回で50km以上ある状態でペースアップがあり牽引の隊列は解かれ、アタック合戦になる。
これにより逃げとのタイム差が縮んだり伸びたりとだいたい45秒~1分30秒ぐらいで上下を繰り返し、逃げきりもありえるし、吸収して振り出しに戻る可能性もあるという見ている方には面白い展開になる。
しかしラスト2周回からはアタック合戦も熾烈となり、タイム差は一気に縮まり20秒差ぐらいでいよいよ視界に捕らえる距離になる。
ブリッツェンは5人全員で前方で対応しながら、特にキツイ場面ではRubenや自分が対応する。
ラスト1周回に入る登りでルージャイがペースアップ。
Rubenと自分が前方で登りを通過し、集団後方で時さんと花田くんが通過。
そのあとのアタックの対応でRubenが7名の逃げに入り、集団と差が開いていく。
前7人も有力だが集団にも有力選手が多数含まれていたので、Rubenの逃げが吸収されたり、アタックがあれば反応できるように備える。
逃げ集団はさらにタイム差を広げ、逃げきり濃厚。
後ろの集団も飛び出しを皆警戒しつつも、8位争いに少しずつシフトチェンジしていく。
ラスト1kmの登り勝負に突入し、前の逃げ7名ではRubenが登りスプリントでヴィクトリアスポーツのメイヤス選手と右京の山本選手と争いメイヤス選手が優勝、山本選手とRubenは僅差の争いとなり、Rubenが3位表彰台を獲得。
8位争いの集団は先ずは1段目の橋からの登りで少し縮小し、右に曲がってからのラスト500mからの登りへ。
ペースアップがあったけど、足がいっぱいということはなく、どちらかというと集団が疲れぎみ、位置を上げていくと花田くんが来てくれて牽引をしてくれて、前から3番目でラスト150m。
VC福岡のプラデス選手と右京のネイサン選手をかわすことは出来ず、そのまま集団3位の全体10位でゴール。
Rubenと自分がUCIポイントをゲットすることができました。
○どう走るべきだったか
最初の対応で前に行けなかったので、そこが良くなかった。
一度位置を下げてしまったら、無理に上げようとせず、ポイントポイントで少しずつ上げていき、最も上がりやすいゴールに向かう登りで、両サイドから埋もれないように上げるのが自分の力や技術では有効だと感じて、そうやって上げれたのは良かったけど、上がる動きと前に抜け出す選手たちとの流れを合わせてすんなりと前線の動きに合うようにしたい。
例年コーナーの立ち上がりをフルもがきで身体を固めて走っていましたが、今年は力を込めることなく、ある程度脱力してコーナーを立ち上がる事ができたので、足のツリもなく最後もスプリントする事が出来た。
だからこそ最後1周回のRubenたちの逃げに対して自分もジョインしたかったし、その手前の補給に行った事により集団内での位置を下げてしまい、反応できる位置に行けなかったことも良くなかった。
優勝したメイヤス選手は後追いで単独で逃げに追い付いているし、マトリックスの小林選手のアタックにも着ききれない事が多く、自分の力が足りなかった。
アーバンクラシックは全ての要素が必要で、改善してきた部分もあれば、力の差を感じた部分もある。
一つ一つ向き合い改善していきます。
○次に向けて
次はツールド九州で、昨年以上にハードなレースになると思います。
あと2週間、コースチェックであったり、今回のアーバンクラシックで必要だと感じたことを練習で良くしていき、昨年以上の成績を残す為にツールド九州を走ります。
