小さな差

学生時代に部活動をしていた人はこんな事を言われた経験はないでしょうか?

「学生は勉強あっての部活動。」

つまり、どんなに強い部活動に所属していようが、第1優先が勉強であり、勉強がちゃんと出来ている学生が部活動にも専念していいということ。


そして今日読んだある本では、学生の優先順位は私生活、勉強、部活動の順だとありました。


優先順位をつけるというのは、優先順位の高いことを丁寧にやるとか力を注ぎ込む、低いことがテキトウとかあまり力を使わないとかではありません。


優先順位をつけるというのは、達成したい目標に対して、どこから順に基盤を作り上げていくかなんだと思います。


高校の部活動で例えると、
僕はサッカー部だったので、仮に試合に出場したいという目標があるとします。

練習だけに専念して、サッカーが上手くなっても、テストで赤点で補習が多くなれば、練習すらできず、チームと連携がとれず、試合に使ってもらえない。
もし、テストが問題なくても、私生活で不規則な睡眠、好きな食べ物だらけの食事で体調を崩すことが多く、体力不足や疲労がとれず、力を発揮できず、試合に使ってもらえない。
といった問題が出てくるかもしれません。

だから優先順位をつけて取り組むとします。
勉強も部活動も集中して万全な体調で取り組めるように先ずは私生活を改善していきます。そして、勉強していつでも部活動に専念できるようにして、部活動に一生懸命に取り組む。

これが優先順位をつけるという自分なりの解釈で、今日までの自分の取り組みはまさにこれに沿って行ってきたというのは過去のブログを読んでいただけたら分かってもらえると思います。

ですが、今日感じました。
「自分は本当に細部までこだわれていたのか?」


自分の今年の取り組みの優先順位はかなり大雑把に示すと、

私生活(食事、睡眠など)→身体づくり(ジムなど)→自転車

こんな感じでした。

しかし、私生活の部分で細かい事までこだわれていたのか?そこでこだわれていなければ、自転車で細かくこだわることができるはずがない。
身体づくりでは?これも細かく出来ていなければ、自転車でも細かく身体を使えない。


これが本当の意味での優先順位をつけるではないだろうかと思います。


この詰めきれなかった差が東広島ロードで表彰台を目の前で逃した原因なんだと思います。


出来ることを小さいことを徹底的に取り組んで、もっと上を目指していきたい。

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